筋肉の麻痺!?前鋸筋
この間、整体倶楽部に紹介で施術に訪れた20代男性のこと
この男性
「えっまさか!そうだったんですか~」と思うことに・・・
【今回のブログ専門的な話しになって居ります】
◆施術前にカラダの状態について話しを聞いて検査してみる
【問診】
◆症状などを聞いてみると
立ち仕事(サービス業)をしていて首と肩のコリがあり
腰もいつも重だるい感じで違和感がある
【検査】
◆姿勢などの検査をすると
肩甲骨が背骨側(胸椎)から離れていて肩が前(胸側)に入っている状態
本人に自覚があり、
「昔からこんな感じです、これも治りますか?」 ということ
骨盤もユガミがあり、左右の高さが違い、股関節の高さも違う
「カラダが全体的に捻れた状態」 施術してみることに!
【施術ベッドにうつ伏せに寝てもらいチエック】
◆左右の脚の長さが違う
◆左右の骨盤の高さが違う
◆左右の股関節の高さが違う
◆左右の肩甲骨の高さが違う
といった状態
◆症状がある首と肩の部分を見て見ると・・・
頚椎下部と胸椎上部のユガミ(ほとんどの方がありますが・・・)がある
(首の下の部分と背中の上の部分)
頚椎下部と胸椎上部の緊張が強くユガミが大きい
そこを、刺激をしてゆるめてみる(周辺の緊張を取る)
カラダのユガミが取れ
骨盤の高さ股関節の高さも整う
脚の部分からカラダのほぐしを始める
下肢、臀部、腰部、背部、筋肉をほぐし腰椎を軽く矯正
仰向けになってもらい、肩廻りと頚部の施術
その時、その男性
「昔から腕が挙げれないんですけど、これも治りますかね?」
チエックする
(最初で言ってくれ~)
◆仰向けで寝ている状態では腕を自分で挙げれ、痛みもない
首の施術が終わり、起き上がってもらう
☆腰の重だるさも無くなり、首肩も良い
「あぁーカラダの感じが違います、軽くなっている」 ということで
OK!
◆腕が挙げれないというのを検査
腕を挙げてもらうと水平ぐらいまでしか挙げれない!!
後ろから見て見ると
肩甲骨の内側が浮き上がっている状態に!
「あれっ!?」
この男性に
「チョット壁側に来て腕をついて見て」【壁つきテスト】
この男性の肩甲骨の内側(背骨側)は浮き上がり
翼の様な状態
(翼状肩甲)になる・・・【壁つきテスト陽性】
この男性の肋骨から肩甲骨の内側に付く筋肉
“前鋸筋の麻痺”の疑いあり (医者でなければ診断はできませんので疑い)
【前鋸筋】
脇腹にある筋肉で、腹筋(腹直筋)の横側の外服斜筋にかみあって鋸(ノコギリ)の歯のような形をしていることから前鋸筋となっている
前鋸筋の麻痺は長胸神経という神経の疾患によって起こるとされていて、前鋸筋は肩甲骨を上方に回旋しながら前方に引く働きがあり
胸側にある小胸筋、肩甲骨の内側から胸椎に付く菱形筋と共同で肩甲骨を体幹に引き付け、筋バランスで姿勢を保持する
この男性は、前鋸筋の麻痺でバランスが取れず、肩甲骨が不安定で腕が挙げれない状態
◆肩甲骨を後ろから体幹に押してあげると自分で腕を挙げることが出来る
残念ながら本人に痛めたとか原因になりそうな思い当たることは無く
昔から重い物を持つのは大丈夫で、高い所に上げるのがとてもキツイくて上げれない ということで“先天的なもの”の疑いもあり
本人は痛みもなく、生活していても気にならないということなのだが・・・
気になったら一度
「病院での検査もして見ては?」 と本人に告げる
【男性】
「どうして腕が挙がらないんだろうって思ってましたから・・・」
「筋肉に問題があったんですね、原因が分って良かったです」
「また来ますね、ありがとうございました!」 と帰っていきました。
私、男性の前向きな言葉に安心
「ほっ」としました!
☆ カラダに違和感や「あれっ?」と思うことがある方、医療機関などでの検査を受けて見てはどうですか?解決するかもしれません!
「整体倶楽部で、ですか?」
「はい!もちろん!いいですよ(笑)」
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